めおとフーリガン工房

Prev Back to 'Blog' Next


大江戸鬱日記 #002

2009年7月

#00046 決定力
07/31/2009

 Jリーグヤマザキナビスコカップは、準々決勝での敗退が決まった。理由は、決定力だったと思う。

 シュート数は、16。CK は、6本。相手の GK は、24本。数字上からも、相手ゴールに迫っていたことが解る。

 ただ、サッカーは、チャンスの数で勝負をつける競技ではない。1点でも相手よりも多く得点を入れるゲームだ。

 ここ数試合からは、チームのコンディションが確実に低下していることが窺えた。連戦による疲れなのか、フィジカルなのか、あるいは心の問題なのか…。

 ここからはリーグ戦に集中し、勝ち点を確実に積み重ねていくことが求められる。

 内田選手が語っていたが、次節・アウェーの広島戦が、今季のカギとなるだろう。

 残念ながら、現地に行くことはできない。

 気分転換を兼ねて、某所に出かけてこようと思う。


#00045 プロとの共演
07/29/2009

 お世話になっているドラム・スクール「RCC Drum School」で、毎月恒例のジャム・セッションが催された。プロの方と一緒に演奏できる貴重な場だ。

 開演早々、自分の番が回ってきた。曲はピアニストのボビー・ティモンズ作曲の「Moanin'」。ゴスペル調の、色に例えるならば「黒い」名曲。

 彼が「Art Blakey and The Jazz Messangers」の一員として1961年1月に来日した際には、そば屋の出前の人までが、イントロを口ずさんでいたという逸話がある。

 その後、参加者が入れ替わり、宴もたけなわに。2回目は「All The Things You Are」をアップ・テンポで。

 最後は、確かジョン・コルトレーン絡みの曲だったかな。プレーヤーが一曲を全員で繋いで終了。

 2コーラスのドラム・ソロも、3連譜を多用して、ごまかしながら何とかこなせた。

 その日のフロント(ピアノ・トリオ以外のプレーヤー)は、ソプラノ・サックスとトロンボーン。トロンボーンは女性の方が吹いていた。

 大きな楽器なので、肺活量が相当ないと、演奏するのは難しい。「高校時代、全校で一番の肺活量でした」。

 私の叩き方の修正点も2点出た。「ブラシはもう少し強くこすった方が良い」「バス・ドラムは、踏んだあとに一度ペダルを太鼓から離すこと」。

 8月は、夏休みや合宿の関係で開催はなさそうだが、お近くの方は一度足を運んでみてはいかがだろう。


#00044 爽やかな笑顔
07/26/2009

 スタジアム行きのバスは到着していたが、縁起を担ぐべく一本見逃し、前から2列目の席をゲットした。

 とにかく暑かった。いつも通り、「とり忠」で一休み。「きょうは、別のところで祭りがあるんですよ」。社長と談笑。

 その足で「天蘭」で、モツ煮とホタテの串焼きをいただく。「500円でないと売れないんですよ」と女将。この大きいホタテが2本で500円。安すぎだ。

 スタジアムに入り、いつもの場所で、いつものメンバーと試合まで四方山話に花を咲かす。

 試合前に、ベンチに入らない選手たちがスタジアムにやってくる。大岩選手に声をかけてみた。「ケガは大丈夫」。親指を立ててくれた。白い歯が眩しい。

 習慣にしている、円陣の場面が撮れなかった。前半は、ビデオのセットに手間取り、後半は、お手洗いが混んでいたためだ。嫌な予感がした。

 前半終了間際に左サイドからシュートを決められ、失点。しかし、後半から出場の新井場選手のクロスに、マルキーニョス選手が頭で合わせて同点。

 伊野波選手が言っていたように、暑さのせいからか、運動量が少なかった。それでも、勝ち点を一つでも積み重ねていくところは、さすがと言うべきであろう。

 試合終了後に、バック・スタンドに挨拶に来た選手たち。黒いTシャツを着た興梠選手からは、笑顔がこぼれてきた。

 タイトな日程でアウェーが続くが、オリヴェイラ監督が説くように「謙虚さ」をもってすれば、結果を自ずから付いてくるだろう。川崎戦は、またゴール裏で拳を突き上げてこようと思う。


#00043 新しい挑戦
07/22/2009

 殻を破る必要があった。

 モデルさん頼みではいけない。

 笑顔ばかり撮っていても意味がない。

 どうしたら良いのか。

 とある掲示板で、「モデルやります」という書き込みを見付けた。

 勇気を振り絞って、「椎名亞珠」さんに、撮影をお願いした。

 歯並びが悪い、とのことで、笑顔なしのアンニュイな表情のカットが続く。

 「Echika」から「東京芸術劇場」、そして「立教大学」へ。

 芸術劇場前の広場には、「日比野克彦」さんの手になる木製の舞台が構えていた。

 警備員さんに声をかけられた。

 「非商業用の撮影です」

 「個人鑑賞用の撮影なら大丈夫。今度からは総務に話を通してね」ということで、中に入れていただく。

 「ただし、セキュリティの関係から、学食や教室には入らないで」。

 大学受験の時に、選択科目の関係で受けられなかった、憧れの大学。

 付属の教会からは、パイプ・オルガンの荘厳な調べが鳴り渡る。

 無料で参加できる礼拝があります。チラシがかかっていた。

 東口に抜け、人ごみを避けるようにして裏通りの横丁へ。

 昭和の雰囲気が色濃く残る一帯。小さなバー、小料理屋が所狭しと立ち並ぶ。

 池袋のような、ゴチャゴチャして、決して綺麗とも言えない、こんなところにも、風情のある空間が存在したのだ。

 「サンシャインシティ」内の「ナムコ・ナンジャタウン」に向かう。餃子を食し、これまた昭和の風情が溢れるコーナーをぶらつく。お化け屋敷で、久々に悲鳴を上げた。


#00042 こういう時もある
07/18/2009

 清水戦は、2点を先行して追い付かれた。中2日で移動があり、コンディションとしては厳しかったと思う。勝ち点1を拾ったのか、勝ち点2を失ったのかについては、いろいろな見方があると思う。

 スタッツを見ても解る通り、圧倒的に清水のゲームだった。シュート数は清水の15に対し、鹿島は5。攻め切ることができなかった。

 長いリーグ戦を戦う中では、こういう試合もある。大事なのは、勝ち点を1でも良いから積み重ねること。悪いなりにも勝ち点1を拾ったことは、評価しても良いだろう。

 次節・柏戦までは、1週間の準備期間がある。その間に、反省点・修正点を克服し、万全の態勢で臨んでもらいたい。


#00041 夕日の決闘
07/17/2007

 Jリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝第1戦・ホームの川崎戦の開場1時間30分前にカシマに到着。「とり忠」が休みだったので、パラボラ前の中華料理の店「天蘭」で、牛串、ホタテの焼き物、モツ煮を堪能。本当にカシマでは何を食べて良いのか、困ってしまう。

 当日は「美浦村の日」。ミニチュア・ホースの「ハッピーくん」が、メイン・スタンドでサポーターをお迎えしていた。川島選手と宮崎選手が、オフィシャル・ショップで店員をして、たくさんのフラッシュを浴びる。

 で、始まった。「JRA」のマスコット「TURFYくん」と、我らが「しかおくん」のジャンケン大会だ。

 初戦で負け、泣きの2回戦も負け、またまた泣きの3回戦も負けた。「しかこを出せ!!」「帰れ!!」などと、罵声が飛んでいた。嫌な予感がした。

 試合は、強豪同士の戦いらしい緊迫したものになった。4:6くらいで川崎ペースだったように見えた。川崎の決定打を曽ヶ端選手がファイン・セーブで凌ぐ。試合は、佳境へと突入していく。

 83分、内田選手が投げ入れたボールが大きくバウンドし、ファーに流れていく。そこに、小笠原選手が突っ込んできて先制。その後のピンチも何とかかわし、1-0で勝利した。

 だが、前半が終了したに過ぎない。アウェー・ゴールを許さなかったのが、大きな収穫だった。伊野波選手の状態が心配だが、大岩選手や中田選手が、その穴を埋めてくれるだろう。普通にやれば、2-0で勝てると思う。その前の清水戦も、今まで通りの戦い方を貫いて欲しい。


#00040 バカな子ほど可愛い
07/15/2009

 とうとう、買ってしまった。「iPhone 3G」である。

 マニュアルが、付いていなかった。「自身で使って、楽しみながら操作を覚えてもらうため」という方針なのだそうだ。サード・パーティを大事にする「Apple」社だけのことはある。

 使い勝手はなかなか良いが、キーボードが打ちにくい、バッテリーの持ちが悪いのが難点。

 「Safari」などのアプリケーションも、今までの GUI を踏襲し、フレンドリーな感じがする。容量も32GB とたっぷりだ。

 ただ、どうしても「テレビ」のアプリケーションがダウンロードできないで困っている。家にある「AirMac Extreme ベースステーション」も故障してしまった。今は、どなたかがパスワードなしで公開されている無線ネットワークで凌いでいる状態だ。

 「PowerMac G4 Graphite」に付ける「USB 2.0」カードも購入した。何とか、直ってもらいたいものである。


#00039 再会
07/13/2009

 あることの手続きに時間がかかったので、東京駅「八重洲地下街」で食事を済まし、鹿嶋へと向かった。

 「鹿島神宮」停留所前に、見慣れない店が目に入った。イタリア料理の「Buona Fortuna」だ。閉店間際だったので、ビールだけごちそうになった。旧旭村から2年前に移ってきた、とのことである。鈴木國弘先生なども来店されたとか。

 ご夫婦2人で守られている、白木造りの綺麗な店だった。「最近の選手はよく分からないんですよ。ナラさんや相馬さんくらいまでですかね」。奥様は写真が嫌だということなので、ご主人に店頭に立っていただき、一枚撮らせてもらう。

 常宿「ホテル古保里」に到着。久しぶりだ。秋田さんからは、たまに電話がかかってくる、ということだった。創業は室町時代後期から江戸時代という、まさに骨の通った老舗旅館である。

 翌朝は、また寝坊してしまった。急いで朝食を済ませ、「鹿島神宮」を参拝。「初宮詣で」が執り行なわれていたので、ご一緒させてもらう。神の使いである鹿、掘っても掘っても頭を出してくる「要石」と巡り歩き、急な坂を下ったところにある「御手洗池」そばの売店でお団子を食す。

 帰りに、お守りと絵馬を購入。いろいろと願い事を書き、木に結びつけた。アントラーズの選手の書いた巨大絵馬も横に置いてある。

 急ぎ足で、老舗の「グリル鹿島」へ。アイス・オーレとチーズ・ケーキを注文。いつ食べても美味である。故・赤塚不二夫先生と知り合いだったそうで、色紙が飾られていた。こちらも創業70-80年の、地元に根付いた名店だ。

 予定通りの開場1時間30分前にスタジアムに到着する。いつもの「とり忠」で一杯。社長と名刺を交換した。「きょうは涼しくて良かった」。いつもの笑顔である。

 その後、中村幸聖監督率いるジュニアの試合を見学。今年のチームは、と質問すると、「うーん」と首を捻っていた。

 開場。階段を駆け上る。ファンクラブ横のブースで講演会のチケットをゲット。11番と12番だった。あとで聞いた話では2分で完売したそうだ。

 高城さんの司会で講演会がスタート。詳しくは「フリークス」で紹介されるはずなので割愛するが、とにかく笑いに満ちた1時間だった。

 終了後に鈴木先生を発見。再会を祝い、どちらからともなくハグした。念願の「ジーコスピリットの伝達者」にサインをしていただいた。その後、コンコースに続く階段で高城さんに遭遇。「サイト、見てますよ。細かいところに良く気付きますねぇ」と褒められた。恐縮する。

 試合は、マルキーニョス選手のゴールの後が続かなかったが、途中出場の大迫選手が89分に右足を振り抜き、ダメ押しの2点目を決めた。スタジアムは、歓声に満ち溢れる。

 帰りの渋滞もほとんどなく、2時間ほどで東京駅に到着。駅近くにある「金八」で仲間と祝杯を上げた。

 水曜日の川崎戦も、普通にやれば2-0くらいで勝てるのではないか、と思う。

 そうそう、時間がかかった手続きというのは、次回のエントリーで紹介しようと思う。新しもの好きの私としては、とうとう「落ちてしまった」という感じだ。


#00038 クドい!
07/10/2009

 「グローブ座」で公演中のコメディ「クドい!」のチケットを入手できたので、友人と出かけてみた。

 ご存知、「関根勤さん」を座長に「関根麻里さん」「キャイ〜ン」「ずん」などの面々で、徹底した「下ネタ」を中心に繰り広げられた。

 内容は書かないでおくが、とにかく面白過ぎるほど酷いものである。

 私の席の前に「山田邦子さん」が、ご夫妻で来ていた。帰り際に、「体調、どうですか」と聞くと、「あまり良くないの…」と曇った表情を見せる。

 乳がんを患ったせいかもしれない。一日も早い回復をお祈りするばかりだ。

 あすは、鈴木國弘先生の講演会のチケットをゲットすべく前泊。モバイル環境がないので、更新はお休みします。鹿島神宮で必勝祈願をし、京都でコーチを務める秋田豊さんの後援会長が経営される「ホテル古保里」に宿泊。夕食は、ホテルの近くにある「グリル鹿島」で取ることにしよう。


#00037 スタジアム直行バス
07/09/2009

 「鹿島オフィシャル・ホームページ」で発表されたように、東京駅発・鹿島神宮駅行きのバスが、カシマスタジアムまで延伸されることになった。だが、代わりに、全てが神栖地区経由になってしまった。2時間はかかってしまう。実質上の改悪である。

 クラブとしても、尽力されたことと思う。ただ、落とし所としては、あそこしかなかったようだ。

 大分や甲府では、駅からスタジアムまでのタクシーが、定額制になっている、と聞く。1台2000円ほどなので、1人分は4人乗りの場合500円だ。

 今回のことを含めて、何か意見や要望をクラブに伝えることが必要である。

 意見は、ファンクラブ事務局への電話(0299-82-5555)や携帯サイト、ホームページのこちらからも出すことができる。選手への激励も含め、ぜひ意見を仰っていただきたい。


#00036 バック・スタンドを選ぶ理由
07/08/2009

 私たちは、よほどのことがない限りバック・スタンドに陣取る。それも後ろの方に、だ。

 理由は2つ。「テレビ中継と違う視点で見られること」、そして「ベンチ・ワークが見えること」。

 指示を出す監督、一緒になって懸命に叫ぶ通訳、必死にボールを追いかける選手たち。

 メイン・スタンドにも、良い点がある。選手の入場を間近に見ることができる。カシマを含めて基本的に屋根が付いている。そして、ベンチ外の選手や、選手のご家族の方とお知り合いになれる、などだ。

 切符を買ってくれているのだから仕方ないのかもしれないが、メインでアウェー・チームのサポーターが、自分の応援するチームのレプリカ・ユニをまとうのはいかがなものか。

 日本が平和で良かった。外国なら袋叩きに遭うことになるだろう。


#00035 アナウンサーについて考える
07/07/2009

 私たちがサッカー実況に求める点は、「ボール保持者の名前を呼ぶ」「画面に映っていないところで起こっていることを伝えてくれる」「タイミングの良いデータ紹介」、それに「視聴者の感動を横取りしない冷静さ」の4点だ。

 かつては、NHK山本浩元解説委員(現・法政大学スポーツ健康学部教授)、元テレビ東京の久保田光彦アナがお気に入りだった。

 「メキシコの青い空」「曲げてきた!!」「ミナバンドはシュートが好き」など数々の名言を残した山本委員、「ドーハの悲劇」でイラクの同点ゴールが決まった後の長い沈黙が話題となった久保田アナ。山本委員は出世されて第一線を退き、久保田アナも WOWOW に移ってからは声を聞く機会もなくなった。

 現在でも、やはり NHK アナの優位は揺るぎない。自身がサッカー経験者の野地俊二アナ、ワールドカップ・ドイツ大会で13試合の中継を担当された栗田春行アナ、鹿島優勝後のビールかけで「僕もアントラーズが大好きです」と告白して大喝采を浴びた泉浩司アナぐらいか。

 CS に目を移すと、実況ゲームの多さから「鉄人」の異名を取る八塚浩アナ、そして、今回、著書を紹介させていただく倉敷保雄アナあたりだろう。

 「実況席より愛をこめて」(徳間書店)では、2002年の日本大会に参加する32か国の戦力と魅力が余すところなく書き綴られている。持ち前の「世界の小ネタ」満載の一冊だ。ネタバレをしてはいけないので、細かくは書かない。7年前の作品であるが、今読み返しても感心させられることしきりだ。


#00034 横浜を行く
07/06/2009

 試合まで時間があるので、横浜に立ち寄ることにした。鎌倉で出会った外国人さんたちも桜木町で用事があるというので、14時に待ち合わせた。

 信者さんたちの集会「サンデー・サービス」に参加させてもらう。歌あり、コントあり、説教ありの楽しい2時間だった。ちなみに、私は幼稚園が教会付属だったが、クリスチャンではない。お守りは「鶴岡八幡宮」と、母校の裏にある「日枝神社」のものを持っている。

 石川町駅に到着。何年ぶりの「中華街」だろう。テレビで紹介された店で、豚まんやシューマイをいただく。横浜関帝廟にも参拝した。きらびやかでいかにもチャイナといった趣である。

 少し早いが夕食にしようとうろついていたら、一軒の店が目に飛び込んだ。「四五六菜館」である。

 1961年創業の上海料理屋だ。店に入ると、大きな中華風のシャンデリアが出迎えてくれた。頼んだのは、1500円セット。鳥肉とピーマンの炒めもの、小ホタテの炒めもの、シューマイ、フカヒレのスープ、ご飯、杏仁豆腐までついた全6品。紹興酒で前祝い。

 「不景気で客足が落ちないように安くしました。これでも、高い、というお客さんがいるんですよ…」。レジの女性に伺った。マスコミではあまり紹介されていないようだが、かゆいところに手が届く一店である。

 横浜駅に向かう車中で、水兵さんを発見。隣の兵隊は、スペイン語訛りの英語が話せた。「輸送艦で世界航行中なんです。これから上海、マカオ、シドニーを回って帰ります」。名札を見ると、コロンビアの国旗が描かれていた。

 「いやぁ、バルデラマ選手は今でも人気ですよ。野球なんて、足元にも及びません。ワールドカップ予選では7位と振るわないのが残念だけどね…」。女性の水兵さんもいた。記念に一枚写真を撮らせていただく。

 等々力競技場に着くと、既にスタメン発表になっていた。ゴール裏2階に陣取る仲間は、既に臨戦態勢に入っていた。少し後ろの席だったので、最前列で立って観戦することにする。

 内田選手の退場で献上した PK を決められたが、正直なところ、1-1で御の字だと思っていた。

 後半開始。64分、マルキーニョス選手がバックパスをカットし、興梠選手にパス。GK をかわしてゴール・マウスの右隅に流し込んだ。歓喜。1階では何本もの大旗が揺れる。隣にいた「選手全員のサポーターです」という方々とハイタッチ。声も出し、拳も突き上げた。

 たまには、ゴール裏も良いものだ。特にアウェーの時は人数も多くなく、かえってまとまっているように思う。コール・リーダーの「次も頑張ろう」という声を聞き、仲間の待つ祝勝会場へと向かった。


#00033 池袋「串若丸」
07/05/2009

 自宅は、池袋まで徒歩で15分くらいのところにある。バスに乗っても停留所で3つ目だ。運動だと思って歩いてみた。

 まずは、「メトロポリタンプラザ」内にある「HMV」で、「モヤモヤさまぁ〜ず2」のDVDを購入。店頭にないものは予約した。そうそう、Perfume の新しい DVD 「トライアングル」も予約完了。

 池袋は、ビックカメラの CM で歌われているように、「♪東が西武で、西、東武」。そのビックカメラで、ポイントカードを「BIC CAMERA Suica CARD」へ切り替えた。手続きが完了するのを待ち、2階のテレビ売り場へ。ポータブル DVD プレーヤーを物色。一番人気のものを注文したが、あいにく在庫がないとのこと。ま、急いでいる訳ではないので、それで良しとする。

 その後、旧「三越」裏に店舗を構える「串若丸」にお邪魔した。

 「15年前に屋台村から始め、10年前にここに来ました」。大将の話に耳を傾ける。炭火で焼かれる串から、もうもうと煙が立ち上る。レバーや、ひなかわ、しいたけ、ねぎまなど6本を頼んだ。お酒を頼むべきか悩んだが、ほかの店でビールを飲むつもりだったので、水で我慢する。

 焼き鳥を運んできてくれたのは、中国人の女性だった。池袋界隈は物価が安く、外国人が多い。こと北口周辺は「リトル中華街」の様相を呈している。地元の商店街と一悶着起こしているそうだ。

 値段もリーズナブルで美味。お酒を頼めば良かった、と後悔する。

 その足で、行きつけの「キリンシティ」でハーフ・アンド・ハーフを注文。顔なじみの店長さんが、忙しそうにビールを次から次へと注文を捌いていた。

 「サンシャイン大通り」を東に向かい、今度は「東急ハンズ」へ立ち寄る。包丁の切れが悪くなったので、砥石を買い求めた。家に戻って包丁を研ぎ、今まで切りにくかったトマトに刃を入れてみた。切れ味抜群。日課となった翌朝のサラダ作りが楽しくなりそうである。

 きょうは、「小澤酒造」の「澤乃井 純米大辛口」で晩酌だ。東京は奥多摩・青梅市沢井で日本酒と豆腐を製造している。酒蔵見学や利き酒会も催されているそうだ。東京の水だって、多摩川の上流まで遡れば清水なのだ。アルコール度数15度以上16度未満の大辛だけあって、舌にズシンとくる一本である。


#00032 パソコン界のポルシェ
07/04/2009

 「Mac」と言っても、ハンバーガーではなく、Macintosh、パソコンの Mac である。

 出会いは、確か入社2年目。同僚にマック使いが2人いた。Windows マシンの方が安かったが、使い勝手が悪そうだった。「Mac、良いですよ〜」。後輩のひと言で決心する。

 どうせ買うなら、長く使えて、性能の高いものを、と思った。選んだのは、名機の誉れ高い Mac IIci 。値段は、モニターとキーボード込みで70万円。震えながら、ショップに向かったのを覚えている。

 当時はインターネットを一般の人間が使える環境になく、パソコン通信が唯一の手段だった。モデムを繋いでアクセス。1時間ほどで利用可能になる。

 ツボは、GUI(Graphical User Interface)であった。あたかも、仮想現実のような世界がパソコンのモニターから溢れ出てくる。フォルダーを使った階層機能、可愛くて解りやすいアイコン表示、画期的だったドラッグ・アンド・ドロップ…。友人から分けてもらったゲームに、夜が明けるまで熱中した。

 基本ソフトのバージョンが上がり、さすがに動きが辛くなってきた。アクセラレーターを仕込んで凌いでいたが、仕方なく買い替える。

 PowerMac G4 Graphite が我が家のメイン・マシンだ。このマシンも安定性が非常に高く、相方の会社でも何台か置いてあるそうだ。現在では、これにもアクセラレーターを載せているが、多少のもたつきはあるものの、大方の作業に支障はない。

 ノート型は、今使っている MacBook Air で4台目となる。3台目の PowerBook G4 は、現在は主に「iTunes」の mp3 ファイルの管理に使っている。

 Apple 社の社風は、ソニーホンダと似通ったところがある。進取の気性に富み、チャレンジを恐れない。我が道を行く。熱心なユーザーがいる。「Mac を使いなさい」と周囲に説いて回る人間を「エヴァンジェリスト」などと呼んだりした。

 仕事で仕方なく Windows マシンも1台持ってはいるが、メインはあくまで Mac だ。

 「ジーコ教」という言葉があるが、それになぞらえれば、私たちは「Mac 信者」に違いない。

 Intel 社のプロセッサーを搭載した結果、Windows も動くようになった。「iPhone」「iPod」の売り上げも好調だ。今後の進化が楽しみである。


#00031 忘れ物
07/03/2009

 前日の祝杯が遅くまで及んだせいか、目覚ましを3回鳴らしても気付かずに寝過ごした。やっとの思いで食事を取り、名古屋市内の散策へと向かう。

 まずは、名古屋駅地下街の「ESCA」にある有名店「コメダ珈琲店」。あいにくモーニング・サービスは終わっていたが、アイス・オーレとニューヨーク・チーズケーキを美味しくいただいた。

 久屋大通駅から矢場町駅までブラブラ。テレビ塔に上ろうかと思ったが、デパートのエレベーターからの景色で十分と判断し、さらに歩く。

 楽しみにしていた「あつた蓬莱軒」の「ひつまぶし」が出てきた。2年ぶりの再会、創業明治6年の味に嘘はなかった。

 来た道を戻り、名古屋駅に向かう。駅前の地下街に店を構える「なごやめん処 やぶ福」で「名古屋コーチン皮どてセット」を頼み、時間を潰した。1200円なり。こちらも名物とあって美味である。「メ〜テレ」の「どですか!」で紹介されただけのことはある一品だった。

 お土産は要らないから、と思っていたため、夕食用の駅弁を買い忘れた。2年前の借りを試合では返したが、新たに借りを作ってしまう。

 帰りの新幹線では、ひたすら音楽を聴いた。行きに見忘れた富士山、新富士駅を過ぎたあたりで、工場の煙の向こう側に見え出す。ただし、曇っていたので、頂上を見ることは叶わなかった。が、一瞬、その頂が顔をのぞかす。川崎戦の勝利を祈願した。

 聴いていた Yes の「Starship Troopers」のエンディングと同時に東京駅へ到着。

 エキナカの「GranSta」横にあるショッピング・モール「メディアコート」を発見。その中の一店「Tokyo Cafe Grand」で再び祝杯を上げる。東京の地ビールで唯一という黒ビールのあてに、ベトナム風春雨サラダと生春巻きをいただいた。辛くて汗が止まらない。

 山手線のホームに向かう途中で、職質に遭遇。これで生涯3度目だ。「ナイフを持っていないかどうか確かめているんですよ」。いやはや、ご苦労なことである。軍装備や拳銃の話題でひとしきり盛り上がった。

 帰宅して、録りためてあった「5時に夢中!」をチェック。やっぱ、木曜は良い意味で酷いわ…。

 風呂上がりに、鎌倉土産のビールを飲んだ。あに図らんや黒ビールである。

 あすは、川崎戦のチケットを買いに行く。もちろん、鹿島の勝利を確信して、だ。


#00030 杞憂
07/02/2009

 ACL で敗退したあとの大事な試合だと思い、「本田君のユニ、着ていってもいい?」と相方に聞くと、「勝っているんだから、いつも通りに」と諌められた。「A winning team never change」。このフレーズを忘れていた。

 13:30分発の「のぞみ」で名古屋に向かうべく東京駅に着く。鹿サポ、名古屋サポが散見される。

 発車。メールのチェックに気を取られ、富士山を見逃す。日本の象徴であるフジヤマ、見忘れてしまった。嫌な予感がする。

 名古屋に到着、天気は晴れ、とても蒸し暑い。暑さとの戦いにもなるな、と気を引き締めた。

 常宿にチェックインしたあと、名古屋・栄を散策する。

 「コンパル 栄西店」で時間を潰す。アイス・オーレが喉を潤してくれた。縁起を担いで、名物の「エビフライのサンドイッチ」を買い求める。

 瑞穂運動場東駅に到着。スタジアムへの途中でファミマに立ち寄る。文字通り長蛇の列が出来上がっていた。アディショナル・タイム7分。鹿サポを3人発見、心の中で健闘を誓い合う。

 スタジアム内に入ると、既にスタメン発表のアナウンスがなされていた。熱心な同志たちが、ゴール裏の一角を占めて気勢を上げる。

 キックオフ。同時に、こちらも缶ビールで試合開始。ボランティア・スタッフのみなさん、申し訳ない。

 前を見ると、鹿サポらしき女性が2人いた。失礼ながら、ご一緒させていただく。高校生で、今回がサッカー初観戦なのだそうだ。一人はウッチー・サポ。「可愛いから」というのが、その理由。もう一人は「大迫君が好き」。渋いチョイスだ。

 ゴールが決まるたびに、仲間と携帯で連絡を取り合う彼女たち、まぶしいピッチに向けて、ひたすらデジカメや携帯を向けていた。

 伊野波選手のクリア、岩政選手のヘディング、内田選手のオーバーラップに「格好良い!!」「凄い!!」と歓声を上げる。

 大量得点で守りに入った鹿島、大迫選手の出番はなさそうだった。「残念だね」と言った、その瞬間に、大迫選手が登場。「来て良かったぁ!!」と、バスケ部でセンターを務める隣の女の子が立ち上がる。時間稼ぎの意味もあったであろうが、「見られて嬉しい」と素敵な笑顔を見せてくれる。

 試合終了。「メイン側にも選手が挨拶に来るよ」と教えてあげると、「前に行って写真を撮ろう!!」と文字通り欣喜雀躍として階段を駆け下りていった。良い写真が撮れたそうだ。記念に1枚撮らせていただいた。飛び切りの笑顔だった。若いって素晴らしい。帰り際に、私たちのサイトの URL を伝えた。「楽しみにして見てみます!!」。ここでも、これ以上はない笑顔が見られた。完全にノック・アウトさせられる。

 瑞穂運動場西駅で鹿サポの4人組と出会う。「鹿嶋から来ました」。熱心なサポーターだ。次節・川崎戦での健闘を誓い合って握手をした。

 地下鉄の中でも、鹿サポを見かけた。親子で応援に駆け付けた方もいる。名古屋に住みながら、何の因果で鹿島サポになったかは知る由もないが、とにかく頭が下がる。

 宿に戻って祝杯を上げた。いつにも増して格別だった。スポーツ・ニュースで試合を振り返る。2点目のゴールに至るプロセスは、ワンダフルのひと言だった。スルーを要求してゴール前に現れた野沢選手の動き。かのトニーニョ・セレーゾ監督をして「カリオカ」と言わしめただけのことはある。

 富士山を見逃した不安は、杞憂に終わった。雨を警戒してゲットしたのはメインのカテ2。5000円ではお釣りが来るくらいの感動と興奮、それに素敵な出会いを提供してもらった。


#00029 鎌倉散策
07/01/2009

 梅雨の合間を縫って、鎌倉に出かけた。お目当ては、この季節ならではの「明月院」。

 平日とはいえ、多くの参拝者で溢れていた。少し雨が降ってきたが、これも風情というもの。

 山門をくぐった右側にある竹林とのコントラストが見事だ。

 可愛いお地蔵様が印象的だった。

 帰りに、近くにある「うさぎ饅頭 茶寮 風花」に立ち寄る。「うさぎ饅頭セット」を頼む。私は、冷たい抹茶を付けてもらった。

 「ガイドブックに載らない北鎌倉の神々」(企画・北鎌倉湧水ネットワーク、発行・夢工房)でも紹介されている、1987年創業の新しい名店だ。

 北鎌倉駅まで歩いて戻る。「猫の箱」というギャラリーがあった。ウェブ・サイトで紹介されている3匹の猫に加え、オデンとミカンが出迎えてくれた。

 2匹が楽しそうなのを察知したのか、ゴハンが裏から出てくる。

 店主の栗原絵里子さんによると、ゴハンがいちばん年長だが、ゴハンのことが大好きなミカンがボスの座を狙っている、とのことだった。記念に写真を撮らせていただいた。

 鎌倉駅に到着、お約束の段葛へと向かう。鳥居は七夕飾りで彩られていた。デートを楽しむ2人連れ、歓声を上げながら家路に向かう中学生で賑わっていた。

 「鶴岡八幡宮」に着くと、茅の輪くぐりが催されていた。私たちも列に加わって、輪をくぐってみた。

 その隣では、神主さんが神事を執り行なっていた。お守りやお札を焼く「お焚き上げ」だ。

 大銀杏を左に見ながら、大石段を上る。應神天皇・比賣神・神功皇后をお祀りする本宮に手を合わせる。もちろん、鹿島アントラーズの3冠制覇をお願いした。

 お賽銭は100円では足りなかったかな? 相方が、お守りを買い求める。

 本宮前の階段に座り込んでいた外国人の団体に声をかける。アメリカからキリスト教布教のために、わざわざ休暇を取って日本に来たそうだ。

 いろいろと話しながら、夕食を取るべく店を探す。創作料理のダイニング・バー「くすの木」にしようか迷ったが、最終的には、いつもの「鎌倉 峰本」にした。禁煙席が空いていなかったので待っていると、先ほどの外国人さんたちが通り過ぎようとしていた。

 店が見当たらないので、仕方なく東京に戻る、と言っていた。記念写真を撮り、メールアドレスを交換した。あすは早稲田大学に行く、とのことだった。私は早稲田に落ちた、と話すと、どちらからともなく笑いが漏れた。

 店に戻り、いつもの「鴨せいろ」を食す。相方は「赤だしつけ蕎麦」を頼んだ。

 お土産は「鎌倉ビール」のビール「鎌倉極上麦酒 月夜の虹」「花」、そして、「合資会社・清水屋食料品店」の店頭に並んでいた「1192 鎌倉 吟醸源酒」。金沢の酒蔵「御所泉 武内酒造店」に依頼して造ってもらった、と清水屋のご主人が教えてくれる。日本で唯一20度を超える吟醸酒だとか。

 名古屋戦の前哨戦としていただいた。その味は、どこまでも濃厚でシンプル。4-4-2のフォーメーションと、ジーコ・スピリットを貫き通す鹿島のようであった。

 頭も剃って気合を入れた。期待しつつ、そして淡々と名古屋に乗り込もうと思う。



Prev Back to 'Blog' Next