めおとフーリガン工房

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大江戸鬱日記 #004

2009年9月

#00068 Close to the Edge
09/26/2009

 「Close to the Edge」。

 イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド「Yes」の名盤「危機」の原題である。

 文字通り、崖っぷちに追い込まれた。

 見るべき内容のない凡戦。

 ついには、運にも見放された。

 丸裸にされた鹿島アントラーズ。

 愛用のカメラとレンズもぶっ壊れた。

 真価が問われるのは、これからだ。

 バック・スタンドに向かって、オリヴェイラ監督は頭を下げた。

 ゴール裏に向かっては、仁王立ち。

 いや、待てよ。あす、清水が勝ったとしても、勝ち点差1でまだ首位。

 これが最後の悪運か。

 月が、やけに綺麗だった。

 練習見学で、いろいろと聞いてこようと思う。

 その前に、気分転換のために、某所へと向かうことにする。


#00067 仕事
09/22/2009

 一生懸命にやる。

 締め切りまでには、何としてでも終わらせて、結果を出す。

 嫌なことでもやる。

 これが、仕事というものだろう。

 10月7日の川崎戦。残り時間は、16分とアディショナル・タイム。

 最低限の結果は、引き分け。勝たないと仕事をしたことにならない。

 締め切りまでに仕事を仕上げてもらえなければ、クレームを言っても構わない。試合であれば、ブーイングや野次。

 横浜戦後、挨拶に来た監督や選手に対して、侮辱とも取られる言葉が浴びせられ、マルキーニョス選手やオリヴェイラ監督が激高するシーンがあったと聞く。

 所詮は、勝ち馬に乗りたくて、負けが込んでくれば見に来なくなる連中だろう。

 文句は、クラブハウスで、面と向かって堂々と言ってみるのがよろしい。それが、一番効果的だ。

 それができないのであれば、鹿島アントラーズのサポーターを名乗る資格は、ない。


#00066 誕生会
09/20/2009

 「椎名亞珠」さんと、誕生会を開いた。

 会うのは2回目。なのに、もう何年も一緒にいたかのように思えるのは、ひとえに彼女の人柄の良さ故かな。

 私生活は、充実。でも、相変わらず金欠。

 最初の池袋での撮影で一番気に入ってくれた写真がこれ。

 サインももらった。

 芸能界の裏話もいろいろ聞いた。グラビアで愛くるしい笑顔を披露する N さん。挨拶が全くできないとか。好きだっただけに、幻滅した。

 その後、彼女が出演するイベントに参加。学園祭を想起させる楽しさ。

 台本の練習で、声はガラガラ。それでも、低音が出ていた。今度は、万全の体調の時に聞かせてね。

 次の撮影は、江ノ島近辺。いろいろと勉強しておきます。


#00065 失敗を期待する人 その3
09/16/2009

 種明かしをする。

 その1で「嫌い」と答え、その2で「祈る」と答えた方。

 あなたの大嫌いな人物。他人の失敗を願い、ミスに歓声を上げる。

 でも、それが、あなたの真実の姿。人間とは、かくも醜いものなのだ。

 スポーツとは、そういうもの。爽やかな面もあるが、実際はドロドロだ。

 もし、綺麗ごとを望むのであれば、鹿島アントラーズの試合は見ない方が良い。清濁併せ呑む覚悟が必要だ。

 優勝のかかった、いつぞやの柏戦のように、コーナー・フラッグ付近で必死に時間を潰す選手の姿に、私たちは感動した。

 クリーンなサッカーを標榜し、詰めの甘さゆえに獲得したタイトルの少ない清水エスパルス。先日の試合で、コーナー付近での時間稼ぎをしていた、と相方から聞いた。

 鹿島は、サッカーどころの上を何年も前から行っていたのだ。時代は変わったね。

 コーナーでの執拗なまでのボール・キープ。「子供に見せられない」「そこまでして優勝したいのか」などと波紋を呼んだ。

 私たちは、堂々と、こう答える。

 そこまでしても、栄冠を勝ち取りたい、と。


#00064 失敗を期待する人 その2
09/15/2009

 もう一つ、お聞きしたい。

 鹿島が PK を取られてしまった。相手選手が、ボールをセットする。

 その時、「頼むから失敗してくれ」と、あなたは祈るだろうか。


#00063 もやもや散策@お茶の水・神保町
09/14/2009

 打ち切ろうと考えていた「もやもや散策」。やはり、続けることにした。スタジオ撮影が苦手なので、外で撮るしかないからだ。

 「みれい」さんに、モデルをお願いした。

 秋葉原からスタート。旧鉄道博物館から御茶ノ水駅まで続く長い坂。

 「ドラムスを演奏するんですよ」「あれ、僕もそうなんだよ」。

 聖橋に到着。振り返る姿が美しい。

 我が母校の「明治大学」は昔の面影を残していなかったが、古い校舎が1棟だけ残っていた。

 楽しみにしていた「師弟食堂」は、「スカイラウンジ暁」と名を変えていた。残念ながら、夏休みで休業。仕方なく、1階に下りて休憩室で一服。



 夢は、メイクアップ・アーティスト。平坦な道ではないが、やりがいのある仕事。頑張って欲しい。

 「不思議ちゃんって言われない?」「あ、よく言われますよ」。

 彼女が選んでくれたベスト・ショットが、これ。

 私はこの一枚。

 この2枚、プロフィールに使っていただいた。

 時間が迫ってきた。お腹が空いたので、「古瀬戸珈琲店」に立ち寄る。ホット・サンドを注文した。

 画家の「城戸真亜子」さんの壁画で有名な店。理由を聞いてみた。「あれね、家族がファンで、彼女が売れる前に頼んで描いてもらったんですよ」。


#00062 失敗を期待する人 その1
09/14/2009

 心の整理がつかない方が多いようで、当ブログは2日間で700アクセスを突破した。

 ここで、みなさんに質問がある。

 他人が仕事や人生で失敗することを期待している人がいるとする。

 あなたは、その人のことをどう思うだろうか。

 その人間のことが嫌いですか?


#00061 勝負とは、こういうもの
09/13/2009

 Jリーグ第25節・鹿島−川崎は、荒天のため中止・ノーゲームとなった。

 岡田主審と不破マッチコミッショナーが下した判断の背景には、「ピッチの状態が悪く、このまま試合を続ければ、ケガ人が出る」「再開したとしても、遠くから来ているサポーターの帰りの足が保証できない」「雨で視界が悪く、正しいジャッジが下せない」などがあったと思う。

 確かに、もやもや感はあった。そのもやもや感を払拭すべくネット・サーフィンをした。意外にも、私たちのような考え方が少数派のようだった。

 いや、私たちと同じ考えの方は、バカバカしくて、掲示板やブログに書き込んでいないのではないだろうか。

 私たちの意見は、こうだ。

 中止・ノーゲームになって、ラッキーだと思う。

 ただし、1-3から試合再開となって、鹿島が負けたとしても、仕方がない。

 それは、ルールに則ったことだから。

 2000年の天皇杯決勝後に、現鹿島スカウト・熊谷浩二氏は、次のように発言した。

 清水 DF 市川大祐選手が、自陣ゴール前で倒れていたにもかかわらずゲームを止めることなく、熊谷選手のシュートのこぼれ球を、鈴木隆行選手が仕留めたシーンを振り返ってのものだ。

 「うちが良い形で持っていたので、行かせてもらった。文句は出るかもしれないが、勝負とは、こういうもの」。


#00060 やることはやった
09/11/2009

 ミニキャンプ、2部練習、スタッフを含めた「雄飛寮」泊まり込み、クラブ史上初となる2日連続の非公開練習…。

 第25節のホーム・川崎戦。天王山だ。

 気合を入れて、カシマに乗り込む。


#00059 二人きりの同窓会
09/05/2009

 高校時代の級友で唯一連絡を取り合っている「I」と夕食を共にした。場所は、赤坂。思い出の地だ。

 「放課後はどこで溜まってたの?」「私、家が遠かったから、あんまり、そういうこと、しなかったの」。

 「『ベルビー赤坂』に寄ってみたら、ちょっとショボくなってた」「出来たころ、テレビで CM やってたのにね」。

 食事は、名店「津つ井」で。念のため、予約しておいた。お気に入りの窓際の席は、残念ながら取れなかった。

 私は、チキン・ソテー、彼女は、鳥の唐揚げを注文する。取り敢えず、乾杯。

 彼女の体調が心配だったが、かなり良くなった、と聞いてひと安心。

 帰り際に、女将に尋ねてみた。「2匹いる猫、元気ですか?」。

 「あら、良く知ってるわねぇ。あれねぇ、うちの猫じゃないの。たまに来るのよ」。

 雨が降り出した。秋雨じゃ、濡れて参ろう。

 「日枝神社」に寄ってみる。神殿に続く門は閉ざされていた。

 「ここの階段、部活でダッシュしたね」「そう、あのころは、うさぎ跳びとか平気でやってた」「確か42段あるんだよ。数えたことある」。

 何組かのカップルが、暗闇でいちゃついていた。「俺たちも、手を繋ぐか?」「あははは」。

 卒後30年近くして初めての赤坂デート。

 「みすじ通り」を通って、赤坂見附駅へ向かう。「『グラスホッパー』なくなったのかな?」「あの和菓子屋はまだあるね」「あの床屋も」。

 授業を抜け出して通った雀荘「翻車魚」は、ビジネス・ホテルに変わっていた。1階のパブは、外国人客で、文字通り、外まで溢れ返っていた。

 「駅前に、安くて美味しいしゃぶしゃぶの店があるの」「今度来ようよ」。

 「次は秋かな?」「もう秋だよ」。

 手を振って別れたら、振り返ってくれた。もう一度、手を振り返す。

 永田町駅まで歩くべく、表に出た。「赤坂エクセルホテル東急」、開業40周年の看板が目に入る。

 開業70周年を迎える時、私はこの目で見届けられるだろうか。


#00058 バードランドの子守唄
09/03/2009

 盲目のピアニストであるジョージ・シアリングが、ジャズ・クラブ「Birdland」に想いを馳せて作曲した表題曲。クリス・コナーが歌って大ヒットした。

 彼女は、スタン・ケントン楽団の出身。ほかには、アニタ・オデイ、ジューン・クリスティが有名だ。

 アニタほどトリッキーではなく、ジューンほど声は、か細くない。共通点は、ハスキー・ボイス。

 声量は、ジャケットの口の開け具合から推して知るべし。

 「Lullaby of Birdland」ばかりが注目されるが、「Spring Is Here」「How Long Has This Been Goin' on」「Gone with the Wind」などの佳曲が詰まった一作。

 2009年8月29日、ガンのため、ニュージャージー州にて死去。享年81。

 訃報に接し、改めて聴こうと探したが、見付からない。どうやら、売りに出してしまったようだ。

 あすにでも、買い直さねばならない。

 1953年12月17-18日、1954年8月9、11、21日、ニューヨークにて録音。全16曲(未発表曲2曲を含む)、Bethlehem BCP-6004、★★★★★。


#00057 スタジアム・ビアガーデン
09/02/2009

 行く夏を惜しみ、カシマスタジアムでのビアガーデンに立ち寄った。

 3000円相当のクーポン券を買い求め、あとは好きなものを頼む方式。余った分は、帰りに換金してくれる。

 一番人気の「バーベキュー・セット」。2人前の量の多さに圧倒されるが、時間をかけて何とか完食。

 何組ものアマチュア・バンドが出演。正確には、プロの方もいた。卑猥な歌で、客席から歓声を受けるプレーヤー。

 隣の席には、大声を上げながら楽しんでいる女性のグループがいた。

 「どこから来たの?」「神栖!」。

 「写真、ブログに載せても良い?」「えーっ、本当ですかぁ!? じゃあ、ほっぺのあたり、修正して下さいよ」。

 こんな感じで許して。いちばん右の彼女、もう少し光があって、シャープに撮れれば良かったかも。ごめんね。

 気が付くと、鈴木満・強化担当部長がいた。いろいろと質問する。

 オフ・レコっぽい話もあったので、ここでは内容を割愛するが、来季もこのチーム、コーチング・スタッフが基本になるらしい。

 翌日は、大宮戦。チケットは、取り忘れてしまった。

 「あした、花火大会ですよ」。

 素敵な情報を得た。

 東京には戻らず、去り行く夏をもう一度堪能しよう、と決めた。


#00056 なでしこリーグオールスター2009
09/01/2009

 夏恒例の「なでしこリーグオールスター」ゲームが、8月30日に、東京・西が丘で行なわれた。

 天気が怪しかったため出足が遅れて1点目は見逃したが、女子サッカーを堪能してきた。

 風雨が強い中、集ったのは、3323人。55分過ぎからは横殴りの雨になったが、席を立つ人はほとんどいなかった。

 84分、左サイドを抜け出した「なでしこCINZA」北本選手がゴール。

 試合内容は、攻める「なでしこCINZA」に、守りを固めてカウンターを狙う「なでしこROSA」。結果は2-0(1-0)だったが、見応えのあるゲームだった。

 MVP は CINZA の主将で GK の山郷選手。ハワイ往復チケットをもらいながら、「誰と行くかなんて、まだ考えてませんよ」。

 厳しい状況の中、日本女子サッカーを牽引する「なでしこリーグ」。

 そこには、女子サッカーの将来を担う責任感や、最後まで諦めないひたむきさがあった。



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