めおとフーリガン工房

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大江戸鬱日記 #006

2009年11月

#00073 いつも
11/30/2009

 大一番を見るために、午前9時15分に高速バスの列に並んだ。11時30分には、屋台村の「とり忠」で社長と談笑。開場30分前には間に合わなかったが、いつも通り。

 「碇を上げろ」の雄叫びに合わせて、久しぶりにタオルマフラーを手に取った。いつ見ても素晴らしい光景。それに続く「ロール」のリズムを心と右足で刻み、観戦しながら撮影するのが私のスタイル。これも、いつも通り。

 試合は予想以上に鹿島が押し込み、G大阪が出てこられない展開に。0-0で迎えたハーフタイム、鹿島アントラーズ・ジュニアの、フットサル全国大会出場に向けた壮行会が開かれた。大太鼓のピッチが上がる感覚、声を大にするタイミング、両手を高く挙げる瞬間は、いつもと同じ。鹿島アントラーズの DNA は、このように伝わっていくのだ。

 56分、小笠原選手のスルーパスを受け、相手 DF との1対1の勝負に勝った興梠選手がシュート。待ちに待った先制点。

 58分、マルキーニョス選手からのパスを受けた野沢選手、落ち着いてループシュート。ジーコとレオナルドを超えた天才、浦和戦でカカを超えちゃってたりして。

 60分、二川選手に「ここしかない」ところを狙われて失点。

 62分、野沢選手のグラウンダーのクロスを、興梠選手がトウキックでぶち込む。

 68分、イライラしているのが分かったルーカス選手、ダニーロ選手への肘打ちでイエロー2枚。退場処分に。

 マルキーニョス選手と山口選手がメンチの切り合い。先に手を出したのは山口選手。こんなことをしている暇はないのにね。

 85分、ダニーロ選手の「右足」から繰り出されたパスを、田代選手が「左足」で押し込む。

 前に行くしかない G大阪。後ろは手薄だった。89分、野沢選手のクロスをフリーで待ち構えていたダニーロ選手がヘディングシュート。

 吉田主審の長いホイッスルで試合終了。5分のアディショナルタイムも、状況によっては短く感じられるんだ。

 ジーコの大旗はいつ見ても素晴らしい。今年遠征したのは名古屋、神戸、京都。いつも振られていた。絵師である相方のみが乗り込んだ山形や大阪でも、きっとはためいていたはず。凄いよね。そして、いわく付きの「金ユニ」すらもゲーフラにするセンスには脱帽だよ。

 リーグ戦最後のホームゲーム。恒例の監督挨拶と場内一周。櫻井由美さんがオリヴェイラ監督を呼び止めた。最高の監督を最高のカメラマンが撮る。こんなに凄いことが何気なく毎試合繰り広げられる「聖地」カシマスタジアム。私たちは1年間、バックスタンドの Socio 席から、いつも、当たり前のように見つめてきた。

 選手とサポーターが喜びを分かち合う。この光景を、いつも、いつまでも、たくさん見たい。

 いつも入場する「5番ゲート」。今年のカシマは、あと1試合。来年も赤い絨毯を踏ませてもらうよ。思い返せば、鹿島のゴールは GK 藤ヶ谷選手から見て右サイドばかりだった。しかも全てが狭い方を突き通したもの。世界水準に近付けたかな? 帰路のバス、水郷潮来まで2時間かかった。いつもは、かかっても1時間。「いつも」2時間かかるようになれば良いのに。


#00072 The Final Countdown
11/21/2009

 試合前の西京極に響き渡ったのが、Europe の「The Final Countdown」。残りは3試合。文字通り、栄冠へのカウントダウンが始まろうとしていた。

 36分、野沢選手がシュート。狙いはイメージ通り。GK の右だ。

 そうだよ、この一瞬のために、神戸に前泊してまで見に来たんだ。

 紅葉は見られないと思っていた。

 ちょっと待て。勝ち点3はアントラーズ・レッドに染まっている。

 京都自慢の紅葉より何十倍も立派だった。



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